年末にあたって(2007年12月25日)



今年ももうすぐ終わりです。
振り返ってみると、もう少し何とかしたかった事や反省することばかりです。

まず、何と言っても出版点数が4点と少なかった事。これでは、売れる・売れない以前に全く食べていけません。
来年は最低でも7〜8点は出さないといけない!
頑張りますので、著者・執筆者の皆さん、原稿を予定通りにお願いします(これが一番大事)。

次に、ネット書店のアマゾンで、当社の本の一部が、実際には版元には在庫があるのに、「在庫切れ」表示になったままのこと。これには正直アタマにきてます。いくらアマゾンに問い合わせても駄目で、結局、取次の大阪屋に口座を開くか、そうでなければ「e託販売サービス」という掛け率のメチャクチャ悪い直接販売システムに参加するかしか「在庫切れ」表示を消す方法がないということ。当社のような小出版社が、簡単に大阪屋に口座が開ければ苦労しないんですが、それは現状では無理なこと。
そもそも、「ロングテール」を特徴としてビジネスしているネット書店が、半永久的に「在庫切れ」表示のままにしている商品が存在していることってどうなんだと思うし、そもそも新しいビジネスモデルとして登場したネット書店が、旧来の流通システムを通して(しかもその中の1社とだけ組んで)商品を仕入れているということ自体、どうなんでしょう。私の認識が間違っていたら謝らないといけないですが、これって自由でフラットな事を特徴とするネットビジネスの基本的な在り方とは矛盾しているように思うんですが・・・。
いっそのこと、全部出版社との直接契約・直接仕入れでやりますって事の方が納得できるんですけどね(でも、最初そうしようとしたけど潰れたんだっけ?何かそのような事を聞いたことがあるような、ないような)。

しかし、その一方で楽しかったのは、仕事での新しい人との出会いですかね。
同じ出版界はもちろん、著者や研究者との出会いもしかり。
なかでも、出版のことを広く考え、出版に関わる人間なら垣根無く参加できる勉強会である「高円寺純情出版界」に今年から参加しはじめた事。私の住んでいる地元・高円寺でこのような勉強会が行われているという事自体知らなかったので、正直驚きでした。手弁当で行われる寺子屋風の勉強会で(何しろ会場は座敷です)、次回の開催が楽しみ。
興味のある方は、こちらまで(勝手にリンクはります)。
http://kouenjishorin.jugem.jp/?eid=211
個性的な本の品揃えで有名な「高円寺文庫センター」の原田直子さん(Book shop & cafe 「茶房 高円寺書林」も経営されている)が世話人のお一人で、その方のブログが案内板になっています。

ともあれ、今年も何とか乗り切れそうではあります。
なお、有志舎の年内営業は12月28日まで、新年は1月7日から営業開始です。
よろしくお願いします。