お久しぶりです(2007年3月20日)


3ヶ月ぶりに「有志舎の日々」を書きます。
別に冬眠していたわけではないんですが、特別書くこともなかったもんで。
そもそも、私は筆不精なので、書く行為自体が億劫なんですね。編集者の方の中には文章が得意な方も多いんですが、私は全くだめです。文章がうまい・下手というより、とにかく面倒なんですな。
と、言い訳にもならない言い訳をしたところで、本題にはいります。

2ヶ月半ぶりに新刊が出ました。
『先住民と国民国家』(小澤卓也先生著)です。
舞台が、グアテマラ・ニカラグア・メキシコと、日本人にとってはあまりポピュラーな地域ではないですが、そこで今大きな実験が行なわれています。ベネズエラのチャベスに代表されるように、ラテンアメリカは反米の坩堝と化そうとしてますが、メキシコでは先住民たちによって国民国家を改造しようとする壮大な実験が試みられています。その実態と、そこに至るまでの先住民たちの歩みを描いた本です。
正直、どんよりとした現代日本の社会運動を見慣れた私には衝撃的で、彼らのしたたかさとスマートなやり方には舌を巻きました。
ぜひ本書を読んでいただいて、ラテンのリズムで「国家」という重い問題を考えてほしいと思います。

それから話はとびますが、この間の某テレビ番組で、タレントの鈴木沙里奈が好きな男性は「チェ・ゲバラ」と言っているのを見て感動してしまいました。「私、革命にめっちゃ憧れるんですー」だそうで、ゲバラのこともすごくよく知っていて驚きました。思わず「同志!」と叫んでしまいました。でもこれは、私が共産主義者だというのではなく、ロマン的革命愛好者であると言っているにすぎませんので、誤解のないように(もっとも、別に共産主義者だと思われてもいいんですけど・・・)。
さっそく『ゲリラ戦争』(ゲバラ著)を本棚から引っ張り出して久しぶりにまた読み出してます。